これで、死ぬまで不自由しないね ~ 「東西ミステリーベスト100」 文藝春秋 編 読書感想文

生きてて良かった
と思うではありませんか!
なんと、あの、文春文庫の「東西ミステリーベスト100」の改訂版が発行されたのですよ!

「死ぬまで使えるブックガイド。」というコピーが、たまらない!

どれどれ、どんなのが上位なのかしら

1 獄門島
言わずと知れた、横溝正史原作の金田一耕助シリーズ。もちろん、読んでいるよ!
http://pu-u-san.at.webry.info/200806/article_40.html

2 虚無への供物
これも読もうとしたのだけれど、途中で挫折。さすがに長すぎるんじゃないの?

3 占星術殺人事件
まさしく革命的な作品。最初に読んだ時、本当に驚いた!
この作品のオマージュ「六枚のとんかつ」も名作。大爆笑した。
 六枚のとんかつの感想 → http://pu-u-san.at.webry.info/201008/article_57.html

4 ドグラ・マグラ
これは未読。だって、読んだら発狂するというでしょ。それはまだまずいわけで・・・

5 火車
これはまさに現代の古典。
http://pu-u-san.at.webry.info/200907/article_5.html

6 点と線
今の時点で見ると、実はつっこみどころ満載という話はあるのだけれど、しかし、社会派革命革命を起こすだけのパワーは今でも感じるのです。

7 大誘拐
これは痛快であるけれど、と同時に、強烈な社会批判でもある。最後の大逆転場面には、しんみりさせられる。

8 十角館の殺人
とにかくこれと「占星術」の二つが革命を引き起こしたわけです。もちろん、「あんな会話、するかいな!」という突っ込みはしたくなるけれど、でも、それが・・・
http://pu-u-san.at.webry.info/201008/article_28.html

9 魍魎の匣
これはちょっと意外。京極作品の一番人気はこれなんだ・・・自分はやっぱり衝撃度から言って最初の「姑獲鳥の夏」が一押しなのだが。「魍魎」は、あまりにグロくないっすか?

10 本陣殺人事件
やはり、名作はいつまでも褪せないのだ。本書の解説にも書かれているけれど、密室トリック自体よりもその周辺の小技がすばらしいと思うのだが。
http://pu-u-san.at.webry.info/201205/article_64.html

11位以下で、これまで読んだものは・・・
13 容疑者Xの献身 (絶賛いたしたい)
http://pu-u-san.at.webry.info/201101/article_48.html

17 空飛ぶ馬 (この、一見地味なところがすばらしい!)
http://pu-u-san.at.webry.info/200811/article_39.html

19 不連続殺人事件 (ある意味、激しく挑戦的なトリックに惹かれた)

20 時計館の殺人 (うまいけれど、ちょっと長すぎ)

21 斜め屋敷の犯罪 (身悶えしたくなるほど、すばらしい!)

23 姑獲鳥の夏 (一生の間に、あと何回読み返せるのだろう・・・)

24 二銭銅貨 (これはまあ、古典中の古典ということで)

25 砂の器     (この原作って、実は駄作だと思っています。映画がすばらしすぎるんです)

28 人形はなぜ殺される(良く覚えていないのだけれど、それなりの作品だったような)

32 刺青殺人事件 (びっくり仰天だったのだ)

35 陰獣 (やっぱり、乱歩が犯人なのでは?)

37 ゼロの焦点 (2時間サスペンスはみんなこれのパクリです)

39 犬神家の一族 (やっぱり、湖の逆さ死体だよね)

47 テロリストのパラソル(うううむ。中身を覚えていない)

49 新婦の理  (ちょっとややこしすぎるのだが、しかし、美しい。そして、悲しい)

51 奇想、天を動かす(日本社会告発の内容だったような)

54 半落ち (これは渋いです。そして、泣けます)
   映画の感想 → http://pu-u-san.at.webry.info/201009/article_68.html

56 異邦の騎士 (とにかく痛快!)

57 八つ墓村 (祟りじゃあ)

59 弁護側の証人 (実は読む前にトリックを知っていたのでした。ぐっすん)
http://pu-u-san.at.webry.info/200905/article_36.html

64 すべてがFになる(しびれた。この密室トリック(デジタル的でない部分だよ)のものすごさには絶句!そして、萌絵ちゃんに萌え~)
http://pu-u-san.at.webry.info/200910/article_39.html

65 新宿鮫 (良く覚えていないけれど、格好良かったような)

75 悪魔の手毬唄 (読者に対する挑発が良いよね)
http://pu-u-san.at.webry.info/201206/article_15.html

77 猫は知っていた (うううむ。全然内容を覚えていないのだけれど・・・)

78 鉄鼠の檻 (京極ワールド大爆発なのだ)

79 危険な童話 (このトリック、本当に使えるのか?)
http://pu-u-san.at.webry.info/201112/article_27.html

82 霧越亭殺人事件 (ああ。何と美しい)

85 カディスの赤い星(うううむ。内容は忘れた。格好良かったような)

88 白昼の死角 (やっぱり、悪党ものはおもしろいよね)

98 99%の誘拐 (岡嶋二人の最高位がこれ?ちょっと違和感)

99 龍は眠る (ううううむ。中身は忘れた)

数えると、ベスト100(同点があるので、102作品)のうち、39作品を読んでいたのでした。でも、内容を忘れているものも数多くあるし、これから何度でも読み直したいやつもあり(京極作品はすべてそう。)、残り60あまりの作品を生きているうちに読めるのかどうか・・・

確かに、死ぬまで不自由はしませんね。

この記事へのコメント

http://www.fetang.com/
2013年07月31日 10:52
カッコいい!興味をそそりますね(^m^)

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