テーマ:読書

結局、川端康成「古都」に。(平成25年(2013年)8月5日(月・晴)のかもちゃん)

どうも脱力することばかり。 いけませんな。1週間が始まったばかりだというのに。 【結局、川端康成「古都」に。】 お嬢さん(ぶぶ子)から、夏休みの課題図書はどうすればよいのかという相談。 井上ひさし「吉里吉里人」でよいのでは、という話に一時なりかけたのだけれど、方言がわからないのだそうです。そんなもの、わからな…
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奈良の本(平成25年(2013年)8月4日(日・晴)のかもちゃん)

お嬢さん(ぶぶ子)の課題図書のうち「奈良の本」の買い物しようと街まででかけたが。 岩波ジュニア新書を買いたかったのだけれど、ちょうど良いのが切れていて、普通の岩波新書のを買う。 ちょっと、ぶぶ子には難しいか・・・・ せっかくなので、自分用に奈良関係のフィクションも買おうと思い、 「美貌の女帝」 永井路子 著 「国銅」   …
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ぶぶ子の課題図書(平成25年(2013年)8月3日(土・晴)のかもちゃん)

お嬢さん(ぶぶ子)から、夏休みの課題図書はどうすればよいか?との相談。 夏目漱石、森鴎外、島崎藤村、谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、安部公房、大江健三郎ほかの日本作家か、外国作家(誰だったか忘れた。)の長編(=文庫本1冊以上になっているもの)を読んで、作者の考えについて論じるらしい。 それなら、漱石の「坊っちゃん」が簡単じ…
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また伝説になる作品が。 ~ 「銀の匙」第1巻 荒川弘 著 読書感想文

うちの子どもたちを熱狂させた「ハガレン」(鋼の錬金術師)の作者である荒川弘が、最近、またまた大ヒットを飛ばしている。 既にアニメが始まっていて、これまた爆笑かつものすごくほろりとして、たぶん伝説の傑作になること間違いなしなのです。 今さらなのだけれど、第1巻を買ったのです。 http://www.amazon.co.j…
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大事件をスリリングに描いている。 ~ 「武家と天皇」今谷明 著 をまたも読み返した感想

今谷明「武家と天皇」を読み返してみる。 どうやら、5年前のGWにも読み返したらしく、感想文を書いている。 → http://pu-u-san.at.webry.info/200805/article_7.html 今回も、この当時の感想文と実は同じ感想であって、 天皇権力・権威を少々買いかぶりしすぎているのではないかとい…
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改めて脱帽。 ~「ビブリア古書堂の事件手帖 第2巻」を読み直してみた感想

前にも感想を一度書いたのだけれど、剛力彩芽主演のドラマでますます人気が高まっているビブリアシリーズの第2巻を読み直してみた。 前回読んだ時のの感想はこちら → http://pu-u-san.at.webry.info/201301/article_60.html ドラマ「時計じかけのオレンジ」の感想はこちら → http:…
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歴史の面白さを改めて実感!~「日本の歴史09 頼朝の天下草創」山本幸司 著 読書感想文

ああ。 歴史というのは、こんなに面白かったのか。 久しぶりに歴史の本で感動した。勢いで、もう1回読み直してしまった。つまり、同じ本を2度、続けて読んだわけです。こういう読み方をするのも、自分としてはかなり珍しい。 そのくらい、面白かった。 本書を読んでつくづく思ったのだけれど、日本の歴史上最大の革命家は、信長でなけれ…
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ディープなテーマを熱く語る! ~ 「密室入門」 (有栖川有栖、安井俊夫 著) 読書感想文

今年の正月は、嘔吐と下痢で体調を崩してしまった。 そのため、ずっと横になっていたのだけれど、それだけでは退屈なので、「積ん読」状態の本を探して、読んでみました。 そのうちの一冊が、この「密室入門」(有栖川有栖、安井俊夫 著) http://www.amazon.co.jp/%E5%AF%86%E5%AE%A4%E5%85%…
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先物取引には素人は手を出してはいけません! ~ 「告訴せず」 松本清張著 読書感想文

昔読んだ本で、また読み直したいと思う本がある。 でも、そういうので、絶版になっているものって、結構あるんですよね。 中でも一番読みたかったのが、本書「告訴せず」。作者は松本清張。 昔、学生の頃、文春文庫版を読んだのです。 池袋にあった名画座(すごく汚かったのだ。)で映画も見た。 出演は青島幸男と江波杏子。 しかし、原作の…
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これで、死ぬまで不自由しないね ~ 「東西ミステリーベスト100」 文藝春秋 編 読書感想文

生きてて良かった と思うではありませんか! なんと、あの、文春文庫の「東西ミステリーベスト100」の改訂版が発行されたのですよ! 「死ぬまで使えるブックガイド。」というコピーが、たまらない! どれどれ、どんなのが上位なのかしら 1 獄門島 言わずと知れた、横溝正史原作の金田一耕助シリーズ。もちろん、読んでいるよ!…
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ものすごい人たちの姿が活き活きと描かれている! ~ 「小説十八史略(一)」陳舜臣著 読書感想文

今や、日中関係は、記憶にある中では最悪。 天安門で「人民解放軍」が人民を虐殺した時を上回る険悪さです。 でも、それでも、「中国」という言葉には、強烈な魅力がある。 多くの場合、それは、遙か昔から延々と続いている文明に対するあこがれではないかと思うのだが。 陳舜臣の「小説十八史略」を久しぶりに読み直してみたのです。 …
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やられた。でも、きれいにまとまりすぎている。 ~ 「ビブリア古書堂の事件手帖」 三上延 著 感想文

どうしたのだろう。 最近、本を読んで泣いてしまうことが時々ある。 どうしたのだろう。 単に、爺むさくなってしまっただけなのかもしれないのだが。だって、昔から、爺は、涙もろいって言うじゃないですか。 今回も、また、泣いてしまった。 本作は、本屋関係者から絶大なる支持を受けているという宣伝が大々的になされている作品。確かに…
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歴史の常識を打ち砕く、「日本」の「国民」必読の歴史書 ~ 「歴史を考えるヒント」網野善彦 著 感想文

つい最近も、さる有力政治家をめぐる騒動がありました。 「人権重視」な、「進歩的」と目される新聞社の系列で起きた騒動であり、多くの人々に、その社の姿勢への疑念を抱かせる事態になったわけです。 そのような「事件」が起きるたびに思うことなのだけれど、この問題については、人によって感じ方がきわめて異なるようです。特に、西日本と東日本とで…
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出版が早すぎたのでは? ~「政権交代 民主党政権とは何であったのか」 小林良彰 著 読書感想文

この原稿を書いている時点では、三党(民主、自民、公明)党首会談が決裂し、政府・与党は自公両党の同意を得られないまま、臨時国会を今月29日に召集する方針を決定。これに自公両党は猛反発し、臨時国会は冒頭から大荒れ、という感じ。 ・・・という状況なので、そういう状況の時に、本書を読むと、次のくだりに大いなる違和感があるのです。 1…
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「食の安全」を舞台にした力作。ややこしすぎるが。 ~ 「連鎖」 真保裕一 著 読書感想文

原発事故をきっかけに、「食の安全」についての関心が高まっているけれど、かつて、ソ連(当時)のチェルノブイリで原発事故が起きた時にも、多くの国民が不安を抱いたわけです。 その問題を舞台にしたミステリーが本作「連鎖」。 人気作家真保裕一のデビュー作であり、江戸川乱歩賞受賞。 いわゆる「小役人シリーズ」でもありますな。 http:…
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名門企業をめぐるぎとぎとした男たちの権力抗争 ~「役員室午後三時」 城山三郎 著 読書感想文

本屋に行くと経済小説というのが山積みになっているのです。 でも、かつては、このジャンルって、城山三郎の独壇場だったよね。 その、城山三郎の経済小説の代表作を久しぶりに読み直してみた。 http://www.amazon.co.jp/%E5%BD%B9%E5%93%A1%E5%AE%A4%E5%8D%88%E5%BE%8C%E4…
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あまりに見事な逆転に陶然とする、哀しい物語 ~ 「マリオネットの罠」赤川次郎 著 読書感想文

依然として赤川次郎の人気はすごい。 この前も、「三毛猫ホームズ」がテレビドラマになっていたし(見てはいないのだが。)。 でも、ミステリーファンと称する人々の中には、そういう、なんというのでしょう、ちゃらちゃらした傾向のものを嫌う方もおられるわけで。 別にファンというほどのものではないけれど、自分もどちらかと言えば、ちゃらちゃら系(…
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重大な役割を見事に果たしきった、でも、「ねじあげ」なのでいやな奴 ~ 「最後の将軍」 読書感想文

諸般の事情があって(詳細は 「「いちはし」さん?(平成24年7月18日(水)のかもちゃん)」 http://pu-u-san.at.webry.info/201207/article_56.html 参照)、徳川慶喜について調べたのです。 その一環として読んだのが、司馬遼太郎の「最後の将軍」 http://www.amazon.…
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実は本当に恐ろしい話。 ~ 「仮面舞踏会」 横溝正史 著 読書感想文

「仮面舞踏会」といっても、少年隊ではありません(笑) http://www.youtube.com/watch?v=ea8yrAE279s 本作は、横溝正史が角川のおかげで大ブームになった際、以前に執筆を中断していた作品を改めて完成させて世に問うたというしろもの。 横溝正史といえば、「獄門島」「犬神家の一族」といった、終戦直後…
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どちらがトンでもなのか? ~ 「偽りの大化改新」 中村修也 著 読書感想文

小学校の社会の宿題で、「歴史新聞」とでもいうものを作ったのです。 歴史上の事件をテーマに、「新聞」を作るわけです。 かもちゃんは、「大化の改新」をテーマにしたのです。 時は西暦645年。(「悪い入鹿を蒸し殺す」と覚えた。) 舞台は飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)。 朝鮮半島からの使者を迎える儀式の場で、皇極天皇の目の前で、中大兄皇…
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これこそ、リーダーシップ。 ~「わが上司後藤田正晴 決断するペシミスト」 佐々淳行著 読書感想文

「さっさ」と言っても、「サッサ」ではなく、「佐々」と言えば、戦国時代末期の武将「佐々成政」。 豊臣と徳川の、その後の運命を決定してしまった「小牧長久手の戦い」に参加しようとしたものの、その前に秀吉・家康が和睦してしまったので、進退窮まって「アルプス越え」を決行したことで有名な、織田軍団きっての猛将。 その直系ではないらしいけれど…
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何と哀しい耽美派推理小説 ~「悪魔の手毬唄」 横溝正史 著 読書感想文

「横溝正史生誕110年記念」ということで、角川文庫に、あの、おどろおどろしい表紙が「期間限定」で復活している。 本当に久しぶりに読み直してみた。 http://www.amazon.co.jp/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E6%89%8B%E6%AF%AC%E5%94%84-%E8%A7%92%E5%…
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タイトル以外はよくできている。 ~ 「レベル7」 宮部みゆき 著 読書感想文

「あの日」以来、「レベル7」という言葉には、特別の意味ができてしまったけれど、本作品は、それとは何の関係もありません。 文庫化されたころに読んだことがあるのだけれど、それ以降、本棚で眠っておりました。 宮部みゆきの作品が4週連続でテレビ化されていて、来週はいよいよ「レベル7」とのこと。 そこで、これを機会に、久しぶりに読み直してみ…
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受験票を忘れた息子(平成24年5月20日(日)のかもちゃん)

日経新聞に興味深い記事があったのです。 読んだ本の感想文を書くSNSサイトが流行しているというのだけれど。 うん、こういうのは面白そう。 そもそも、このブログを始めた本当の動機は、読んだ本の感想文とかをたらたら書きたかったからだもの。そういうのには興味が引かれるのだ。 でも、「ツイッター」というのは、ちょっと心配。あまり…
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本当に、「全人類必読」かもしれない。 ~「本陣殺人事件」 横溝正史 著 読書感想文

読んでない、では済まされない。 全人類必読の名作。 綾辻行人 ・・・と本のオビには書いてあるのです。 「全人類必読」とは、大きく出たもの。 まあ、それは宣伝用の文句であるとしても、この「本陣殺人事件」が我が国推理小説の歴史に燦然と輝く名作であることは間違いないわけで。 BSフジで古谷一行が金田一耕助を演じるシリー…
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